1月8日付の産経新聞によると、日本海上自衛隊第5航空群は8日、メディアに対してP-3C哨戒機の飛行訓練を公開した。P-3Cの主要任務は、釣魚島(日本名・尖閣諸島)を含む東中国海の海域の「警戒と監視」だという。記事の内容は次の通り。
第5航空群は約15機のP-3Cを保有しており、24時間連続で警戒・監視任務を遂行できる。P-3Cは8日に那覇航空基地を離陸すると、約300メートルの高度を保ち、沖縄本島から西に低空飛行した。3機が沖縄本島西側の慶良間諸島と久米島の周辺を飛行した。そのうち2機は並列し、久米島周辺海域などを巡り飛行した。
今回の飛行訓練は2014年としては初となる。中国が2013年11月に、釣魚島を含む東中国海の上空に防空識別圏を設定したが、海上自衛隊は日常の任務に変更はないと表明した。