日本の軍機が中国を挑発②なぜYS-11EBとOP-3Cの組み合わせなのか

日本の軍機が中国を挑発②なぜYS-11EBとOP-3Cの組み合わせなのか。

タグ: 中ロ演習 日本軍機 接近

発信時間: 2014-05-28 16:49:53 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

尹卓氏:

日本の軍機には二つの目的があった。一つ目は情報収集で、二つ目は挑発だ。しかもこの挑発は意図的なものだった。

なぜ一つ目の目的が情報収集であるかというと、日本側は中国が発表した演習内容に実戦的なもの、共同防空訓練、視程外距離対艦攻撃、艦艇・潜水艦の自主対抗などが含まれることを知っていたからだ。これらの訓練は大量の電子を放射し、かつ実戦的なものだ。例えば中ロ両国の軍艦は、相互をターゲットとする100キロ以上離れた視程外距離攻撃を実施した。YS-11は電子偵察機で、マイクロ波を偵察できる。これに画像情報偵察機のOP-3Cを組み合わせ、画像と電子信号を収集すれば、二つの情報を組み合わせることで、艦艇の電子の「指紋」を入手し、非常に役立つ戦術・技術情報を形成できる。これをデータバンクに入力すれば、次に海上で遭遇した場合、もしくは遭遇せずに目視できない場合も、電子の指紋があればどの艦艇であるかを特定できる。

OP-3Cは日本が持つ一種の偵察機で、対潜作戦の機能も残されている。同機は光学偵察装置を取り付けており、その偵察の精度と範囲はその他のモードの効果を大きく上回る。画像収集による偵察のほか、動画の撮影も可能で、これらの情報をリアルタイムで伝送できる。海上の指揮艦、それから中継地があれば本島の指揮センターに伝送できる。つまり相手側の演習艦隊の編成、作戦艦艇、武器装備の細部をはっきりと撮影し、これをリアルタイムで分析し、戦時のデータバンクを充実させることができる。例えばYS-11EBは協力することで、完全な光学・電磁情報を収集できる。2機が空で協力した場合、OP-3Cは艦隊の状況、各艦艇の基本的な特徴、特に外面的な特徴と詳細な点をリアルタイムで分析し、かつ電磁信号との比較により、短時間内に整った情報網を形成できる。ゆえにこの2機は、日本の合理的な選択であった。演習全体の偵察、特に近距離での偵察の場合、2機は高い効果を発揮する。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2014年5月28日

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