忘却を選択した日本、歴史の罪は世界共通の記憶に

忘却を選択した日本、歴史の罪は世界共通の記憶に。 中国外交部の厳正報道官は11日、南京大虐殺と日本軍による慰安婦強制連行に関する資料を、ユネスコの世界記憶遺産に登録申請することを撤回しないと表明した…

タグ: 歴史 南京大虐殺 慰安婦問題 アンネの日記

発信時間: 2014-06-12 13:36:12 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

日本はさらに、中国側のこの措置には「政治利用」の動機があり、「日中関係の過去の歴史における負の遺産を際立たせる」ことを目的とすると称した。これは真っ赤な嘘だ。慰安婦強制連行を例とすると、これは中日のみならず、日本と韓国、フィリピン、インドネシアなどのアジアの隣国、フィンランド、イギリスなどの欧州諸国との歴史問題であり、全世界の女性の尊厳に関わる人道主義的な問題でもある。

先ほど東京で開かれた慰安婦問題アジア連隊会議において、アジア諸国の元慰安婦は、自らの経験と血の涙により旧日本軍の暴行を訴えた。彼女たちの体は、日本軍の罪の生きた記憶だ。しかし各国の出席者が提出した、慰安婦問題の解決を呼びかける手紙を、冷酷な日本政府は受け取ろうとしなかった。安倍政権はこれらの生きた証拠を無視したばかりか、20数年前の河野談話を覆そうと苦心しているほどだ。

ある意味、日本当局による歴史歪曲の罪は、日本が当時犯した罪に劣るものではないと言える。故意に忘れようとすることは、新たな犯罪である。日本軍の暴行を反映する人的・物的証拠が存在するうちに、世界は共に記憶をする場を構築し、人為的に埋葬された罪悪を、永遠に歴史の恥辱の柱に打ち付ける必要がある。

記憶とは、誰もが持つべき責任である。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年6月12日

 

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