日本の海上遊撃戦、列島線を解放軍の「悪夢」に?

日本の海上遊撃戦、列島線を解放軍の「悪夢」に?。 日本の海上の地理的位置は、中国を迎え討つ上で先天的な優勢を占めている。九州から沖縄に至る南西諸島から台湾まで続く「列島線」は、非常に目立った存在だ…

タグ: 太平洋 列島線 海自 潜水艦

発信時間: 2014-10-11 14:54:15 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

機雷戦

海上自衛隊は大量の機雷を保有しており、琉球諸島を通過し太平洋に入ろうとする中国海軍の水上艦と潜水艦を脅かすことができる。巧みに設置された機雷は、列島線を通過し東の海域で活動する中国海軍の部隊の退路を断ち、燃料と弾薬を補給するため母港に帰還するのを妨害できる。防衛白書には、「機雷戦」によって対応すべき、日本の主要海峡を通過する敵国の艦艇が明記されている。これは完全に実行に移せる選択肢だ。機雷は生産が容易で、撃沈のターゲットとなる中型・大型艦よりはるかに安価だ。日本の先進的な機雷は、狭い海域を通過する軍艦と潜水艦をターゲットに設計・製造されている。海上自衛隊は、機雷を設置できるうらが型掃海母艦と潜水艦を保有している。また海上自衛隊のP-3Cや後継機のP-1などの固定翼機は、機雷投下の能力を持つ。

対潜作戦と同じく、中国海軍は機雷戦を苦手としている。日本人は掃海が非常に苦しい任務であり、先進的な設備、高い技術力、忍耐力が必要であることを心得ている。武力衝突が発生した場合に、日本の機雷の脅威を取り除くことは、中国海軍にとって極めて困難だ。中国海軍の掃海艇や護衛艦隊は、戦闘が予想される数百キロの海域と空域を通過しなければ、琉球列島に進入できない。解放軍が東中国海の制海権と制空権を支配できなければ、海軍は東中国海で機雷戦で強い圧力にさらされることになり、リスクを許容しながら作戦を展開するのは不可能だ。だが、日本の領土付近で制空権と制海権を奪取するのは、容易なことではない。

艦隊の防御

海上自衛隊は、海上で遊撃戦を展開できる。見つかりにくいミサイル艇は、戦場に赴く中国の水上艦隊を攻撃できる。騙し、潜伏、迅速な集中攻撃は、日本の「ヒット・アンド・アウェイ」戦術の基本的な特徴だ。海上自衛隊は、解放軍にとって底知れぬ、恐るべき相手となる。はやぶさ型ミサイル艇は、小型の海上攻撃能力の潜在力を示した。このミサイル艇は低コストで、長距離対艦ミサイルを搭載できる。航行速度は40ノット以上に達し、海戦の主力になれる。日本はこれに類似する、より発見されにくいミサイル艇を開発し、フレキシブルな海上接近阻止艦隊を形成すれば、中国が侵略を仕掛けるためのコストを引き上げることができる。

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