村上春樹氏「日本人は自らを戦争被害者だと思っている」

村上春樹氏「日本人は自らを戦争被害者だと思っている」。

タグ: 村上春樹 第二世界大戦 福島

発信時間: 2014-11-05 15:58:51 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

AFP通信の3日の報道によると、日本人作家の村上春樹氏はインタビューで、「日本は第二次世界大戦の侵略と福島第一原発事故において責任を取っていない」と非難した。

今年65歳の村上春樹氏は『朝日新聞』のインタビューに対し、「戦争のあと、結局、誰も悪くないということになってしまった。日本人は自ら被害者という認識の中にいる。1945年の終戦に関しても、2011年の福島第一原発事故に関しても、誰も本当には責任を取っていない気がする」と述べた。

村上氏によると、中国と韓国は戦争時の日本による侵略を理由に今も恨みを抱えており、それはごく自然なことである。根本的に言って、日本人には自分たちが加害者でもあったという発想が薄く、その傾向はますます強くなっている。

村上氏は、日本は福島原発事故を真剣に反省せず、災害をコントロール不可能な自然のせいにしているとの考えを示し、「地震と津波が最大の原因だと思っているのではないか」と懸念を表した。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年11月5日

TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。