第10回中国人の日本語作文コンクール表彰式開催へ 「最も権威ある日本語作文コンクール」として評価

第10回中国人の日本語作文コンクール表彰式開催へ 「最も権威ある日本語作文コンクール」として評価。 「朝日新聞」の古谷浩一中国総局長は「中国で日本語を学ぶ学生の間では、最も権威のある日本語作文コンクール」「地道に進めてきた日中交流の貴重なプラットフォーム」(機関紙「国際貿易」コラム)などと評価…

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発信時間: 2014-12-10 15:54:52 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

昨年の日本大使賞授与式。段躍中撮影

昨年の日本大使賞授与式。段躍中撮影

12月12日に北京の日本大使館で表彰式が行われる「中国人の日本語作文コンクール」(主催:日本僑報社・日中交流研究所)。2005年のスタートから今年で第10回を迎えた同コンクールが、各方面から高く評価されている。

例えば「朝日新聞」の古谷浩一中国総局長は「中国で日本語を学ぶ学生の間では、最も権威のある日本語作文コンクール」「地道に進めてきた日中交流の貴重なプラットフォーム」(機関紙「国際貿易」コラム)などと評価。

コンクール受賞作品集の紹介コーナーを連載して30回余りを数える日中友好協会の旬刊機関紙「日中友好新聞」は「作文は、いずれも日本語の水準が高いだけではなく、真剣に日中関係の改善とその将来を考える真情にあふれている」と、応募作のレベルの高さや、応募者たちの真摯な姿勢に注目している。中国人の日本語作文コンクールは(1)「日本ファンを育てること」、(2)「日中の絆」や「アジアの絆」、さらには「世界の絆」の礎を作ること――などを目的に2005年にスタート。この10年で約300の大学から計2万3232人の応募があり、うち受賞者が958人に上っている。

こうした実績などにより、同コンクールは日本と中国において権威性や知名度の点で、その評価を高めてきた。

コンクールは今回、そのテーマを「ACG(アニメ・コミック・ゲーム)と私」「公共マナーと中国人」の2つとした。

若者たちの関心の高さを反映してか、日中関係が依然難しい時期にあるにもかかわらず、今年5月末までの約3週間の募集期間に過去最多となる4133編の応募があった。

厳正なる審査の結果、11月半ばには最優秀賞にあたる「日本大使賞」(1人)、1~3等賞(60人)、佳作賞(95人)の計156人の各賞入賞者が決定。受賞作品集『「御宅」と呼ばれても―中国“90後”が語る日本のサブカルと中国人のマナー意識』は、日本僑報社から刊行された。

主催者の日中交流研究所(段躍中所長)は、「これからも権威と歴史あるコンクールの名に恥じないよう、地道に続けていきたい」と抱負を述べるとともに「来年もまた多くの皆さんにご参加いただきたい」と呼びかけている。 ※ 『「御宅(オタク)」と呼ばれても――中国“90後”が語る日本のサブカルと中国人のマナー意識』 http://duan.jp/item/182.html。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年12月10日

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