●目薬、コンドーム、生理用ナプキン、電気炊飯器―ほぼ全員が購入
Neo氏によると、ツアー参加者のほとんどが、ぜいたく品を5割ほど買った後、スキンケア用品や電子製品を買っていたという。最も人気が高いのは電気炊飯器で、ほぼ1人1台買った。残念なことに、伝説の「温水洗浄便座」は、彼らが買いに行ったときには、すでに品切れだった。
実のところ、日本製の電気炊飯器は、数年前から多くの中国人客の間で人気があった。だが、便器は、昨年以降、突然人気が浮上した。日用品と家電製品は、中国人客のショッピングで最大のお目当て品となり、その普及スピードは、かつての贅沢品に引けを取らない。
「目薬、コンドーム、生理用ナプキン、体温計、マスク、花王の『蒸気でホットアイマスク』、象印製マグボトル、カシオ腕時計、アリィー日焼け止め、アルビオンのトーニングローション、DHCリップスティックなどのその他スキンケア用品を買いました」と話す金さんは、長い間、電気炊飯器売り場の前にたたずんでいたが、最終的にその「大物」を持ち帰る勇気がなく、買わなかったとため息をついた。