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春節の前後、訪日中国人客がウォシュレットと炊飯器を買い漁ったというニュースが意外にも話題になり、「世界の工場」がなぜ単なるウォシュレットも作れないのかと反省されるほどだった。ある人は、買い占めの裏には中国の製造業の問題があり、「メイド・イン・チャイナ」はコピー能力が高く、革新力が低いと判断している。ある人は、これらのウォシュレットや炊飯器がいずれも中国の工場で生産されており、「メイド・イン・チャイナ」の能力はそれほどひどくはないと反論している。
中国科学技術部党組書記の王志剛氏ら関連部門の責任者は昨日、ネット上の話題について回答した。
質問:報道によると、中国人客が日本でウォシュレットを買い漁っているが、これは中国製品の品質が劣ることを意味するものか?
王氏:ウォシュレットの買い占めは、中国製品が劣っているということではない。外国で購入したウォシュレットの一部には、「Made in China」と書かれている。中国企業は自らを卑下する必要はないが、機能・材料・技術・創意・価格などの細部で力を蓄え、利用者のお金という票を集めるべきだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年3月6日