中国翻訳協会のセミナー 中文日訳の難しさについて

中国翻訳協会のセミナー 中文日訳の難しさについて。 余談になるが、中国語の中に、「工作人員」という言葉があるが、これは実に軽い意味での担当の係りの人とか、職員とか、スタッフとかいう意味の言葉にすぎないのだが、私が日本で中国のメディアの特派員として長期滞在していた時に、日本のかなり教養レベルの高い人から、「工作員」というのはスパイのことではないのか、と尋ねられて、これこそ噴飯ものだと大笑いしたことがある…

タグ: 中文日訳

発信時間: 2015-03-13 17:56:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

二国間のコミュニケーションに数十年携わってきた人間の一人として、「さらなるグレードアップ」の可能性が見えてきたセミナーであった。ちなみに、邱副学長は日本で「太平記」を研究した人であるにもかかわらず、北京語言大学で管理職についていた頃に、私のような浅学非才の輩に同時通訳の講座を担当させてくれ、第二外大に転出、昇格されてからは、21世紀の中日両国のコミュニケーションの世界で活躍する人材の育成に力を入れている。邱副会長や第二外大の絶大なプロデューサーとしてのバックアップがなかったら、今回のような多分野の人たちからなるセミナーは夢物語であったであろうし、多くの人たちの中に埋もれていたノウハウも、個人、個人の「名人芸」あるいは「匠の芸」として、お互いに触発しあう機会は永遠になかったと思う、これからわれわれの仕事はもっと面白いものとなり、さらにグレードアップすることになろう。こういう試みにゴーサインを出した中国翻訳協会も、中国の国際的地位の向上という時代の追い風をがっちりと捉えた、といえるのではないだろうか。やがては中国の宇宙ステーションが現れる日が来るのだ。われわれは頭を絶えずリフレッシューしなければならない。

 

「チャイナネット」 2009年12月14日

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