明治大学平和教育登戸研究所資料館前、設立理念が記された解説板
明治大学生田キャンパスで3月21日、平和教育登戸研究所資料館の開館5周年記念活動が催された。第二次大戦中に細菌兵器と偽札を作っていた極秘の研究所が、多くの日本人に歴史を理解・銘記させようとする識者の努力により、歴史資料館に生まれ変わった。
資料館の解説板には、設立の理念が記されている。「戦争の暗い側面を直視し、戦争の本質を次の世代に冷静に語り、戦前の日本軍が従事したさまざまな活動の一角を示す必要がある」多くの日本人は資料館の意見簿に、歴史をより良く反省するという感想を記している。
明治大学講師の渡辺賢二氏が見せてくれた、日本が第二次大戦中に作った偽札の半製品