『小説 梁山伯と祝英台』の表紙。
■『梁山伯と祝英台』3部作シリーズ
1)渡辺明次・著『梁山伯祝英台伝説の真実性を追う』(日中対訳版) http://duan.jp/item/034.html
「梁山伯と祝英台」は、中国版「ロミオとジュリエット」とも言われる、日本ではあまり知られていない美しい愛情物語。本書は「悲恋の物語を日本に正しく知らせよう」という壮大な目標を持つシリーズの第1弾。
著者が「梁山伯と祝英台」伝説の真相を解き明かそうと、中国全土をめぐり踏査した結果をまとめたこの作品は、同時にその取材の旅を記録した秀逸なドキュメンタリーとなっている。
2)趙清閣・著、渡辺明次・訳『小説 梁山伯と祝英台』(日中対訳版) http://duan.jp/item/046.html
男装して杭州の塾に入った祝英台は、誠実で温厚な青年・梁山伯と義兄弟の契りを結ぶが……。中国で1600年以上にわたり語り伝えられてきた「梁山伯祝英台伝説」をもとにした長編小説を翻訳。原文を付す。
3)周静書・編、渡辺明次・訳『梁祝口承伝説集』http://duan.jp/item/049.html
『梁山伯と祝英台』3部作、堂々の完結編。中国で知らない人はいない、何千年も昔から黄河をわたり語りつがれてきた梁山伯と祝英台の「梁祝伝説」。広大な中国の大地に伝わる、様々な変貌を遂げた愛のかたちである55の梁祝伝説がここにそろった!
【著者・訳者略歴】渡辺明次(わたなべ・あきつぐ) 1941年生まれ。70年、中央大学文学部卒業。72年より高校教諭となる。2002年に定年退職後、北京外国語大学国際交流学部に留学。2006年本科を修了。著書に、北京外国語大学の卒業論文をまとめた『梁山伯祝英台伝説の真実性を追う』、訳書に『小説 梁山伯と祝英台』『梁祝口承伝説集』(いずれも日本僑報社刊)など。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年4月23日