第70回国連総会が15日午前に開幕し、2016−2017年度の安保理非常任理事国の選挙が行われた。中国の劉結一・国連常駐代表が出席し、投票に参加した。最終的に、日本、エジプト、セネガル、ウルグアイ、ウクライナが当選した。
この5カ国は年末に任期満了となるリトアニア、ナイジェリア、ヨルダン、チャド、チリに代わり、2016−2017年度の安保理非常任理事国となる。任期は2016年1月1日からの2年間。
安保理非常任理事国の残りの5カ国は、2014年に当選したアンゴラ、マレーシア、ベネズエラ、スペイン、ニュージーランドで、2016年末に任期満了となる。
国連安保理は15カ国によって構成される。常任理事国5カ国の中国、米国、ロシア、英国、フランスを除く10カ国の非常任理事国は、国連総会の選挙で選ばれ、国連の193の加盟国の3分の2以上の得票が必要とされる。10カ国の議席は地域別に分配され、アジア枠は2議席、アフリカ枠は3議席、ラテンアメリカ・カリブ枠は2議席、東欧は1議席、西欧とその他の諸国は2議席。
専門家は日本の動機を懸念