専門家は日本の動機を懸念
日本は2009−2010年に続き、安保理非常任理事国に11回目の当選となり、国連の最高記録を樹立した。
しかしながら日本は最近、ユネスコが中国の「南京大虐殺の文書」を世界記憶遺産に登録したことを受け、拠出金を減らすか停止すると脅迫した。日本は9月3日、国連の潘基文事務総長が中国で開催された「抗日戦争勝利70周年」閲兵式に出席したことにも、不満を表明していた。
復旦大学日本研究センター主任の胡令遠氏は、「澎湃新聞網」に対して、「日本の功利的なやり方の動機は不純で、日本が非常任理事国になる目的を疑わざるを得ない。これは日本の歴史の態度と演じる役割(非常任理事国のこと)の間に差があることを露呈している。日本は正確な態度で歴史を客観的・公平に反省しなければ、非常任理事国としての価値を発揮できない」と指摘した。
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