民主党の阿部知子議員も、自衛隊の自殺率が高いことを例とし、人手不足にも関わらず海外派兵すれば、自衛隊のプレッシャーが拡大すると指摘した。
阿部氏は、「日本の成人の自殺者は、10万人当たり25.45人だ。公務員は平均で21.5人。自衛隊の2013年の自殺率は両者を上回る33.7人に達した」と述べた。
日本新華僑報網は、記事の中で次のように指摘した。
自衛隊の兵隊募集はすでに「厳冬期」を迎えている。自衛隊の一般曹候補生の応募者数は、2015年に前年比2割減の2万5092人となった。
小学校から大学、壇蜜からトイレットペーパー、学生からホワイトカラー、国会から地方自治体の至る所に、自衛隊の影が漂っている。安保関連法案の成立に伴い、自衛隊が必要とする兵員が増加を続けるが、応募者が減少を続けている。政府の兵隊募集が奏功しなければ、徴兵制も遠い先の話ではない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2015年12月22日