「トランプ症候群」にかかった日本、米国との同盟にも影響
「トランプ症候群」にかかった日本、米国との同盟にも影響。
タグ： トランプ,米大統領選,日本
発信時間： 2016-05-16 11:31:03 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
重要な時期に差し掛かった米大統領選の候補指名争いには、多くの見どころがある。大胆な発言を繰り返すトランプ氏は物議を醸しているが、連勝を続け共和党指名をほぼ確実にしている。トランプ氏を批判していた多くの政治家も、密かに支持に回っている。日本新華僑報が伝えた。
トランプ氏の勝算が高まり、日本は複雑な心境だ。トランプ氏が事実上、大統領選の候補になると、日本は深刻な「トランプ症候群」にかかった。
日本政府の高官は、トランプ氏は米軍が日本に駐留することで米国にもたらす実質的な利益をまったく理解しておらず、非現実的な主張をしていると苦言を呈した。しかし彼らはトランプ氏がこの問題で強硬な態度を示すばかりか、当選後に本当に実行に移すことを恐れている。これは紛れもなく、日本が最も望まない局面だ。
石破茂地方創生担当相は、トランプ氏を公然と批判した。石破氏は「日米安保条約をもう一度、よくお読みいただきたい」と述べた。
日本の内閣報道官である菅義偉官房長官も、直接不満を漏らし、日米同盟はどちらか一方だけが利益を手にする取り決めではないと述べた。これは心中では憤っているが口にできないことのほか、この大統領候補の対日関係の方針に対する懸念を示している。
日米同盟は歴代日本政権によって、最も重要な外交の軸とされてきた。この同盟は日本の安保体制を支えているが、近年は日本で「口に出せない苦衷」となっている。
まず、在日米軍が我が物顔で振るまい、日本人に被害をもたらす犯罪と安全事件を起こし続けている。沖縄米軍基地と現地人の対立も激化している。
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