日本の新任中国駐在大使が記者会見 南中国海問題に言及

日本の新任中国駐在大使が記者会見 南中国海問題に言及。

タグ: 横井裕 大使 記者会見 G20

発信時間: 2016-05-17 10:22:08 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

新任の横井裕駐中国大使は16日午後、着任後初日に、北京の日本大使館で初の記者会見を開いた。横井氏は、「私は昨日北京入りし着任した。日中関係は、2014年11月の北京APEC会期中の首脳会談以来、改善を続けている」と述べた。国際在線が伝えた。

横井氏は、「岸田文雄外相が訪中を終えたばかりで、双方は関係改善の努力を続けることを確認した。私はすでに中国を5年離れており、一日も早く中国の友人を訪問し、この5年の空白を埋めたい」と話した。

横井氏は、「1980年代以来、中国駐在は6回目となる。私は幸いにも、中国が世界2位の経済体になる過程を経験できた。新時代に合致する日中関係の構築に全力を尽くしたい。このような関係は地域と世界の平和と安定に有利であり、両国の国民にとっても共通の利益である」と述べた。

横井氏は南中国海問題に関する質問に対して、「日本と中国は隣国である以上、多くの問題で食い違うはずだ。しかし私はこのような不一致と観点の差が、両国関係の発展の大局に影響をおよぼすべきではないと考えている。我々は主張すべきことは主張するが、意見交換する必要がある。私は日中関係の改善のため努力する」と答えた。

横井氏は今年9月に杭州市で開かれるG20サミットについて、「首脳会談は国と国の関係を促進する重要な力を発揮する。これは日中関係だけのことではない。会期中の日中首脳会談を実現するため、全力を尽くし条件を整えたい」と述べた。

「1980年代に初めて訪中した当時、中国のGDPは日本の10分の1のみだったが、人口は日本の10倍だった。そのため1人平均のGDPは、日本の100分の1のみだった。2010年に上海総領事に就任した当時、中国のGDPは日本とほぼ同水準になった。中国のGDPは現在、すでに日本の2.2倍になっている。このような変化に伴い、世界の政治・経済構造にも変化が生じており、国と国の関係にも変化が生じている。これは当然の事実だ。我々はこの変化に適応しなければならない」

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