横井氏は歴史問題について、「これは両国関係の重要な内容であり、我々が無視できない問題だ。我々は常にこの問題を考えるべきだが、両国関係の改善の努力が主流となる」と語った。
来年は中日国交正常化45周年だが、横井氏は両国関係改善の重要なきっかけだと判断している。「私は2002年に日本の外務省で課長だったとき、国交正常化30周年記念を経験した。今回は着任前、東京で多くの人と会った。彼らは来年、盛大に祝うべきだと話していた」と述べた。
横井氏は、環境問題に最も関心を寄せていると話した。「環境問題は、訪中日本人客が減少している重要な原因の一つだ。中国の大気汚染は依然として深刻で、日本も同じ段階を踏まえたことがある。両国の同分野の協力強化に期待する」
中国語を流暢に話す横井氏は、日本語のみで記者会見を開いた。現場には多くの日本人記者が集まり、通訳がいなかった。記者会見は20分開かれた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年5月17日