9校連盟は北京大学、清華大学、復旦大学、上海交通大学、浙江大学、南京大学、中国科技大学、ハルピン工業大学、西安交通大学から成る。アメリカの「アイビーリーグ」と似たもので、資源を共有し、お互いの優位性を相互に補完し、協力関係を強めている。
世界銀行の高等教育プロジェクトを担当してきたミラー・サラミ氏によると、教育改革で中国政府が実施してきたことは「とても印象的なものだった」という。「1998年に中国政府が世界の一流大学を作ると決めてから、高等教育機関に大量の資金が投入された。その結果、中国大陸の大学は急速に発展することになった」。
「タイムズ・ハイヤー・エデュケーション」が5月に発表した「名声の高い大学世界ランキング」では、中国大陸の大学5校がトップ100入りを果たした。清華大学、北京大学、復旦大学、上海交通大学、浙江大学である。清華大学が18位、北京大学が21位だった。中国の大学がトップ20入りしたのは今回が初めてだった。復旦大学と上海交通大学は71~80位、浙江大学は81~90位となった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年6月23日