東中国海問題について、釣魚島及びその付属島嶼は中国固有の領土であり、これには十分な歴史的・法的根拠がある。日本側は中日の軍機による「異常接近」を何度も喧伝しているが、この問題で中国側にまだ説明をしていないことを注意しておこう。中国国防部が2014年6月に公開した関連動画を見れば、誰が危険を作っているか、誰がルールを破壊しているかがはっきり分かるだろう。日本側は同白書の中で、中国軍の釣魚島付近の一方的なエスカレート行為について謂れなき批判をしているが、中国軍の行動は釣魚島が中国領という揺るぎない事実に完全に基づくものであることをはっきり指摘しておこう。
日本側の行為の根本的な目的は、軍事安全政策の大幅な調整、大々的な軍備拡張、さらには平和憲法の改正の口実を作ることだ。国際社会はこの動向に強く注目し警戒するべきだ。我々は日本側に対して歴史を反省し、事実を尊重し、中国に対する謂れなき批判、関連国の関係の分断、国際社会への嘘を停止し、実際の行動により中日関係の改善と発展に向け条件を作るよう促す。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年8月3日