往年の日本ブームには陰り
1980年代末に日本に来た黄さん(女性)は、女性は国外の環境に比較的適応しやすいため、国外に留まる女性が結果的に男性より多くなるのではないかと語る。
黄さんは、日本で結婚したため、日本に留まることになった。「ここでは日本国籍を取っても、どんなに努力しても、外国人扱いされ続ける。もしもう一度選ぶことになったら、日本に残ることは選ばないかもしれない」
「現在の中国の多くの若い人たちは、あの頃の私たちほど海外留学に熱心ではない。中国が急速に発展し、国外の多くのものがもはや新鮮ではなくなっているからだ。中国の方が優れている面もある。だから何も外国に出てきて苦労することはないとなる。旅行するだけなら話は違うけれど」
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年10月28日