芝居に勤しんだ安倍氏、中国けん制を諦めず

芝居に勤しんだ安倍氏、中国けん制を諦めず。

タグ:  安倍 改憲 右傾化 中日関係 地球儀を俯瞰する外交

発信時間: 2016-12-29 09:26:16 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中日関係は「後退しないためには前進するのみ」

歴史などの問題において日本が繰り返している誤った行動は、中日関係を低迷させ続けている。さらに安倍首相が、等級や体系といった意識の色濃い旧態依然の国際秩序観を奉じ、中国との対抗に力を注いでいることは、中日関係の絶え間ない不一致を生み出している。

中日両国は、「一衣帯水」と形容される隣国同士であり、アジア太平洋地域において大きな影響力を誇る大国でもある。両国関係の低迷は、中日双方に不利に働くだけでなく、アジア太平洋地域の平和と発展にも負の影響を及ぼす。

G20杭州サミットに出席した安倍首相は、さまざまな手を尽くし、サミットの会期の終盤に習近平国家主席との会合を実現した。習近平主席は、安倍首相と交わした「短い会談」で、「両国関係は現在、数々の難題を乗り越えながら、後退しないためには前進するのみという要となる段階にある。双方は、責任感と危機意識を高め、両国関係のポジティブな面を拡大し、ネガティブな面は抑制するよう努め、両国関係の着実な改善を確保する必要がある」と指摘した。この言葉は、中日関係のさらなる改善と発展に方向を指し示している。

グローバル化時代の発展の潮流を前に、冷戦時代の考え方は捨て去り、米国だけに追随し続けるのをやめ、中国やインド、ブラジル、南アフリカなどの国々の利益や関心を十分に考慮し、イデオロギーで線を引くのはやめ、分け隔てのない誠意ある姿勢でアジア太平洋地域のすべての国と手をつなぎ、グローバル化のもたらす試練に共同で対応することこそ、安倍首相とその政権が隣国と国際社会の信頼を勝ち取り、日本を本当の意味での政治大国とする正しい道である。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年12月29日

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