1980年に訪日したパンダの飼育員:1日で50キロ以上の笹を運ぶ

1980年に訪日したパンダの飼育員:1日で50キロ以上の笹を運ぶ。 広州動物園の1対のジャイアントパンダ「珊珊」と「宝玲」は1980年に日本を訪れ、福岡動物園で2カ月公開され、日本各界と福岡市民から歓迎された。広州のパンダの訪日はこれが初めてであり、現在でも唯一の例となっている…

タグ: 広州動物園 パンダ 珊珊 宝玲

発信時間: 2017-06-23 11:30:45 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

1日で50キロ以上の笹を運ぶ

「これは宝玲、これは老三、これは宝麗」黄さんは30年前の古い写真をひと目見ただけで、飼育を担当した3頭を見分けることができた。「この老三は頭が特に大きく、身長が高かった。この宝麗は頭が角ばっていた。(パンダたちは)みな違う姿をしていたが、私には見分けがつく」

広州動物園は1970年代、5頭のパンダを飼育していた。黄さんは当時、もう1人のベテラン飼育員と勤務していた。彼女は当初何もできなかったが、この飼育員と働くことで、パンダへの理解を徐々に深めていった。「最初パンダは私ではなく、ベテラン飼育員の言うことしか聞かなかった。ゆっくり慣れていくと、聞いてくれるようになった。パンダは人の声を聞き慣れれば、一度呼ばれれば分かるようになる」

黄さんは当時の勤務内容について、笹運びが最も苦しかったと振り返った。1頭のパンダは1日で5キロ以上の笹を食べる。すべてのパンダを満足させるためには、1日で50キロ以上の笹を運ばなければならなかった。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年6月23日

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