日本企業は現在、創意あふれるAIの利用を模索している。キリンビールはAIのビール醸造士を導入している。一部のアナリストは「日本はAIの一部サブ分野で強みを持つが、全体的に見ると日本の同産業にはアマゾン、グーグル、アリババのような大企業が存在しない」と指摘した。
フリーのストラテジスト、科学技術・革新コンサルタントの川口盛之助氏は「日本の自動車、ロボット、医療分野におけるAIは本当に先進的で、世界的な競争力を持つ。しかし電子商取引や金融分野には、際立った企業がない。日本の伝統的な強みはハードで、現在も優位性を占めているが、ソフト開発に弱い。また日本のスパコン技術、量子計算技術もトップの地位を占めている」と述べた。
「日本政府がAIの研究開発を推進しているが、これは積極的な一歩だ。しかし日本はまだ米国より遅れており、中国も上昇を続けている。日本はあらゆる手段を使わなければ、追いつけないかもしれない」
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月9日