統計データによると、7-9月の訪日客の消費額は1兆2305億円に達し、四半期ベースで最高を記録した。1人平均は16万5412円。国別に見ると、中国、ベトナム、英国、フランスの平均が20万円を超えている。
中国人ツアー客による爆買いは一服したが、フリープランの観光客の増加により、個人客の消費能力が拡大している。また韓国と香港でLCCの日本線が開通し、リピーターも高い購買力を示した。日本政府観光局は、今年通年の訪日客による消費額が、4兆円を突破すると予想している。
日本政府は2020年までに訪日客を4000万人に、消費額を8兆円にする目標を打ち出した。
日本はさらに海外の「夜遊び」経済を学ぼうとしている。米ブロードウェイで夜間に上演されるミュージカルは、全世界の観光客を集めている。ブロードウェイの1年間の経済効果は、1兆円以上と見積もられている。
日本各地の多くの「文化祭」が訪日客を集めているが、観光客のディナー後の時間が有効活用されていない。日本政府はクラブ、コンサートなどの文化活動を増やし、4000億円規模の「夜遊び」経済市場を開拓しようとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年10月28日