中日で自動運転技術の競争が激化

中日で自動運転技術の競争が激化。

タグ:自動運転自動車

発信時間:2017-12-30 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

百度の李彦宏CEO。


今年11月に北京で開催されたイベントで百度の会長でCEOの李彦宏氏は、百度の自動運転分野におけるロードマップを発表した。2018年7月に自動運転バスの試験を行い、2019年には自動運転の乗用車を開発するという。


自動運転バスは、アモイ金龍連合汽車工業有限公司との合作で、レベル4の自動運転車となる。乗用車のほうは、江淮汽車集団と北汽集団との合作で、レベル3(条件付自動運転の段階)の自動運転車となる。


百度は今年10月に“アポロ”自動運転プロジェクトをスタートさせた。自動運転技術のプラットフォームを作る目標を持つ。同プラットフォームはフォードやダイムラーを含む世界のメーカー約50社を惹きつけ、その中にはNVIDIAやインテルも含まれる。同プロジェクトに国内外の1700人が参加しているという。百度はシリコンバレーにも自動運転技術センターを設立すると同時に、総額100億元のファンドも作った。投資するプロジェクトは100件に上る。


コンサルティング会社のPwCは、2025年までにレベル4あるいはレベル5の自動運転車が730万台になると予測する。2030年には8100万台の自動運転車が公道を走っていると見込む。


ホンダと同様に、日本の数多くの自動車メーカーもスタートアップ企業と提携し、自社で不足する自動運転技術を補おうとしている。だが三菱自動車の益子修CEOは、「自社でIA関連技術の専門家を抱えなければ、我々は生き残れない」と述べる。

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