最終的に中日間の競争は、ハイレベルな技術が必要なだけでなく、誰がより多くの道路試験をするかにかかってくるだろう。
日本はこれまで、画像識別技術をはじめ自主開発技術で先行していた。しかし、厳格な制度が道路試験をはばみ、手足を縛られた状態にある。中国ではちょうどその逆だ。政府が公道での試験を奨励している。
中国は多くの公道試験が行われているだけでなく、12月18日には北京市交通委員会連合市公安交通管理局、北京市経済情報委員会などが共同で、自動運転技術の発展推進の指導文書を発表している。この新たな規則によると、中国国内で登録された独立法人は、自動運転車両の臨時公道運転を申請することができる。
日本も現在、世界の歩みに追いつこうとやっきだ。日本の警察は今年6月、公道での自動運転自動車試験の新規定を発表した。あるチームは先ごろ、愛知県の一般道路でリモートコントロールによる無人自動車の試験を行っている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年12月30日