優待政策や大々的なPRが功を奏し、「一帯一路」関連国・地域が、中国人に人気の旅行先になっている。今年の春節期間中、中国人観光客の「一帯一路」関連国・地域における消費規模、消費者数は前年同期比16%増だった。「一帯一路」関連国・地域のうち、今年の春節期間中、中国人観光客の消費規模トップ5は、タイ、シンガポール、アラブ首長国連邦、マレーシア、カンボジアだった。中国人観光客の消費増加幅が比較的大きかった5ヶ国はトルコ、スリランカ、カンボジア、ロシア、カタールで、「一帯一路」関連国全体の消費増加幅を大きく上回っていた。
今年の春節期間中、「一帯一路」関連国・地域を訪問した中国人観光客のうち、主力となったのは北京、上海、広州の市民で、その「一帯一路」関連国における消費の寄与率は30%以上だった。旅行先を見ると、「一帯一路」の沿線で中国人観光客に最も人気なのは東南アジア諸国・地域で、東欧のロシア、チェコなどを訪問する中国人も増加の一途をたどっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年2月25日