王国慶報道官:中日関係がいち早く正常な発展軌道に戻れるよう推進

中国網日本語版  |  2018-03-02

王国慶報道官:中日関係がいち早く正常な発展軌道に戻れるよう推進。

タグ:政協 記者会見 中日関係

発信時間:2018-03-02 18:50:34 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 


 中国人民政治協商会議第13期全国委員会第1回会議の記者会見が3月2日14時30分、人民大会堂1階のプレスホールで開かれ、王国慶報道官が国内外のメディアに今大会の状況を紹介し、記者の質問に答えた。


 朝日新聞記者:日中関係は回復していると感じている。今年、両国は日中平和友好条約調印40周年を迎え、安倍首相は中国公式訪問の意向を示している。両国間にはまだ多くの問題とずれがあるが、政協委員は現在の中日関係をどう評価しているか。対日外交をどのように展開したいと考えているか。また、日本に何を期待しているか。


 

 王国慶氏:中国と日本は一衣帯水、どちらも引っ越しできない隣国である。中日両国は東アジア地域の大国で、世界の主要経済圏でもある。そのため、中日関係は両国だけでなく、同地域と世界にも大きく影響する。近ごろ日本側は対中関係においてプラスの情報を発し、中日関係にも向上の兆しが現れている。そのため、私たちは互いをより大切にし、この有利なきっかけを掴みたいと思っている。中日間の4つの政治文書と4点の原則的共通認識を基礎に、プラス要素を絶えず蓄積し、両国関係がいち早く正常な発展軌道に戻れるよう推し進め、両国の高層の交流のために良好な雰囲氣をつくりたい。

 

 ここで言っておきたいのは、中日関係は良い時と悪い時があることである。その根源は日本政府の歴史問題に対する認識にある。一部の日本の政治家は中国を戦略的な敵と考え、狭い思考を持っている。そのため私は、過去を忘れ、歴史を直視しようとしない国は尊重されにくく、隣国を戦略的な敵と考える国にも良い未来はないと言いたい。私たちは前世代の政治家が提唱した「歴史を鏡とし、未来に向かう」を実行し、両国人民の幸福を出発点としてこそ中日関係は「良い時と悪い時がある」という悪循環から抜け出せると思っている。私たちは中日関係がずっと良い状態で発展することを望んでいる。


「中国網日本語版(チャイナネット)」2018年3月2日  

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