日本メディアによると、法務省は3月27日、最新の在留外国人数のデータを発表した。2017年末時点で在留外国人数は256万1800人に達し、過去最高を記録した。うち中国人が最多、ベトナム人が大幅に増加。不法滞在者は4年連続の増加となった
在留外国人は日本で中長期にわたり仕事、留学する人および永住資格を持つ外国人を指す。法務省入国管理局の統計によると、2017年末時点で在留外国人数は前年比7.5%増の256万1800人に達した。1959年の統計開始以来の最高水準となった。
国・地域別で見ると、中国人が最も多く73万8900人。続いて韓国、ベトナムの順に多い。ベトナム人は前年比31.2%の大幅増となった。
そのほか、ハイレベル人材も大幅増加。統計によると、在留資格を持つ科学者、技術者は前年比105.1%増の7668人に達した。
一方、不法滞在者も4年連続で増加している。観光ビザで入国し、不法滞在し仕事をする外国人も多い。これを受け、法務省は司法面を強化し、自ら名乗り出た不法滞在者に対し寛大な政策を採り、早急に帰国できるよう手助けするとした。日本政府は、これを通して不法滞在者を減らしたい考えである。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年3月29日