2020年東京五輪の聖火リレーについて、ギリシャから運ばれる種火を東日本大震災の被災3県(岩手、宮城、福島)に運んでイベントを行った後、実際のリレーは沖縄県から始める方針を大会組織委員会が固めたことが分かった。日本メディアが伝えた。
被災3県でのイベントは「復興五輪」を印象付けるためだが、リレー前のイベントは前例がないため、国際オリンピック委員会(IOC)との調整が必要となる。
リレーの日数について組織委員会は、2020年3月下旬から7月24日の開会式までの115日前後とする方針。岩手、宮城、福島と、複数の競技会場がある千葉、埼玉、神奈川、静岡の7県は3日、東京都は15日、それ以外の39道府県は2日ずつが割り当てられる見通しだ。
日本の関係者の間では「1熊本地震の被災地などにも配慮すべきだ」との声があり、日数は増減する可能性も残されている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年4月9日