レセプションパーティで陶器製の伝統楽器を演奏する中国景徳鎮学院の学生たち(9月25日、撮影・杜瀟逸)。 |
「中秋節 in 東京 2018」をテーマとする第6回中日観光交流活動が25日、東京で開かれた。中日両国各界の関係者100人余りが、同日の活動の開幕式と歓迎レセプションに出席した。
同活動は中国国家観光局駐日本代表処、東京の中国文化センター、藤田観光株式会社が共催。第1−5回の交流活動はいずれも神奈川県箱根町で開催されていたが、今年は初めて舞台を東京に移した。
程永華中国大使は開幕式の挨拶で、「中日の民間が観光文化交流を継続することには重要な意義があり、両国の関係改善と発展に向け積極的な力を発揮している。今年は中日平和友好条約締結40周年であり、このほど中日のハイレベル相互訪問、交流活動が頻繁化している。中日関係の改善・発展を契機とし、両国の民間文化交流をいっそう掘り下げ、広げることを願う」と述べた。
歓迎レセプションにおいて、中日両国のアーティストが見事な技を披露した。うち景徳鎮学院の学生磁器楽団の演奏者は、さまざまな特色あふれる磁器製の中国伝統楽器を使い、中日の多くの名曲を演奏した。現場では拍手喝采が上がった。
活動の会場ではさらに、中国の世界文化遺産の写真が展示された。世界文化遺産に登録された中国の京杭大運河の壮大な風景、その流域の風土人情を紹介し、多くの日本人が足を止めて鑑賞した。