日本のハイテク見本市、AIとIoTに注目

日本のハイテク見本市、AIとIoTに注目。日本のハイテク見本市「CEATEC(シーテック)ジャパン2018」が16−19日にかけて、千葉県の幕張メッセで開催された。10年前ならば家電と通信機器が主役だったが、10年後の今日はAIとIoTの天下となった…

タグ:歩行者 ハイテク レーザー スマート家電

発信時間:2018-10-22 14:13:32 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 日本のハイテク見本市「CEATEC(シーテック)ジャパン2018」が16−19日にかけて、千葉県の幕張メッセで開催された。10年前ならば家電と通信機器が主役だったが、10年後の今日はAIとIoTの天下となった。出展企業はこれらの技術の家庭・交通・小売など各シーンにおける応用のビジョンを示した。日本の特色あるAI及びIoT発展の道を模索しようと試みた。


 京セラは3Dヘッドアップディスプレイを展示した。このデバイスは車載センセーとカメラがキャッチした車両と歩行者の情報をフロントガラスに表示する。ドライバーは裸眼で3D映像を目にすることができ、非常に分かりやすい。前方車両に近づきすぎたり、AI技術が歩行者や車両の接近を認識すると、フロントガラスに警告マークが表示される。ナビゲーション、車両の走行速度などの情報もフロントガラスに表示される。ドライバーは下を向きナビやメーターを見る必要がない。


 パナソニックの展示品の代表格は、人体の状態と注意力の集中度などを測定する装置だ。同社センシングソリューション開発センター 機能センシング開発部の松井義徳部長によると、この装置にはカメラ、サーモセンサー、匂いセンサー、圧力センサーがある。利用者の顔の表情、五官の状態、体温と放熱量、椅子に加わる圧力などのデータを集める。それからAI技術により利用者の快適度、注意力、心情などの状態を判断する。この装置により、ロボット、車両、家電などは人体の状態を把握し、これに基づき適度な操作と調節を行うことで、より快適な車内・室内空間を構築する。


 富士通は主にスポーツ競技に用いられる3Dセンシング技術を出展した。同システムのハードの一つは3Dレーザーセンサーで、レーザーを毎秒230万回発射する。人体から反射されるレーザーに基づき、骨格の運動状況などのデータを入手できる。システムはこれらのデータを処理し、既存の選手の動作データバンクと対照することで、選手の試合におけるコンディションを判断できる。システムはさらに得られたデータを3D映像にし端末に表示する。これにより審判はより客観的に評価でき、効率も高まる。3D映像はさらに練習中、選手の動きと標準的な動きの差を見つけ、練習の質を高める。

 

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