中間選挙の結果が明らかになると、トランプ大統領は先週の記者会見で、日本が貿易面で米国を公平に扱っていないと述べた。
またペンス氏は10月、米日が交渉を検討している貿易協定を「自由貿易協定」と描写した。日本側はこれを、限定的な貿易協定と位置づけている。
米国の現政権は日本との二国間自由貿易協定の締結により、米国の貿易赤字を縮小しようとしている。自動車に関税を上乗せするという脅迫を回避するため、日本側は最終的に二国間貿易要諦の交渉を開始することで同意した。しかし日本側の構想によると、協定は主に貨物貿易と一部のサービス貿易を含む限定的なものであり、米国側が当初提案した自由貿易協定ではない。
トランプ氏は今年9月、安倍氏とニューヨークで会談した。双方は来年1月に、二国間貿易交渉を開始することを決定した。
ペンス氏は12日夜に東京に到着し、13日にASEANサミットに出席するためシンガポールに向かった。ペンス氏は副大統領就任後で3回目の訪日となった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年11月15日