李氏は「これは日本が空母を保有するだけでなく、さらに第5世代ステルス艦載機のF-35Bを配備することを意味する。海上自衛隊の全体的な戦力が大幅に強化される。いずも型は艦載機を10機しか搭載できないが、それが生み出す作戦効果はその他の第4世代機を上回る。これは日本がいずも型の空母化を急ぐ真の目的だ」と述べた。
報道によると、いずも型空母2隻にF-35Bを20機搭載するならば、日本の今回の42機という調達量は需要を遥かに上回っている。残りのF-35Bは、より大型の空母の予備になる。
李氏はまた、「日本は引き続き4万トン以上の、F-35Bを約20機搭載できる中型空母を発展させる。超過分のF-35Bはおそらくそのための準備だ。当然ながら日本はいずも型空母2隻に各自2個の艦載機編隊を準備し、これを交代で使用することでパイロットの訓練を早期完了し、空母の戦闘力を高める可能性もある」と分析した。
軍事専門家の曹衛東氏は「日本で就役中の准空母は、米国から動力システムを提供されている。艦上の防空ミサイルも米国性だ。空母化後に配備されるF-35Bも米国から調達される。これは日本によるいずも型の空母化が、米国から黙認されていることを意味する。米国の目的は、軍事同盟国をアジア太平洋戦略の駒とし、より多くの力と資金を出させることだ。日本は将来的に、米国のアジア太平洋における各種行動に参加することになる」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年12月29日