トップダウンデザインの強化、中日韓協力の未来の基調を定める

トップダウンデザインの強化、中日韓協力の未来の基調を定める。今回の首脳会議は国際及び地域情勢が深い複雑な変化に直面し、3カ国関係が好転・発展する中で開催された。これは3カ国の未来の協力方針を定める重要な会議だった…

タグ:首脳会議 地域発展 東アジア 

発信時間:2019-12-26 14:33:19 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 中日韓協力20周年に際し、第8回中日韓首脳会議が24日、四川省の成都市で開催された。会議では「中日韓協力の今後10年の展望」が発表され、「中日韓+X」早期収穫プロジェクトリストなどの成果文書が採択された。3カ国首脳は多くの議題で広く共通認識を形成した。


 今回の首脳会議は国際及び地域情勢が深い複雑な変化に直面し、3カ国関係が好転・発展する中で開催された。これは3カ国の未来の協力方針を定める重要な会議だった。


 良好な二国間関係は、3カ国の協力の重要な基礎だ。会議の前日、中国の習近平国家主席は北京市で、韓国の文在寅大統領、日本の安倍晋三首相と会談した。中韓・中日関係を新たな段階に押し上げるため方向性を示した。


 アジア及び世界で影響力を持つ重要な国である中日韓は、互いに重要な発展パートナーだ。GDPは世界全体の5分の1以上を占めており、世界経済構造において極めて重要な地位を占めている。


 3カ国の協力は20年に渡り絶えず拡大・深化し、東アジアの地域発展の重要エンジンになっている。一部の問題や挫折に直面することもあるが、3カ国は協力によるウィンウィンの実現、対話による食い違いの解消を堅持している。


 李総理は首脳会議で、「中日韓には温故知新という言葉がある。歴史を振り返ることで、未来をより良く認識・予知できるという意味だ。3カ国協力20周年という新たなスタートラインに立ち、歩んだ道を振り返り今後の方向を確定することには重要な意義がある」と述べた。


 文大統領は「2年続けて3カ国首脳会議を開くのは2012年ぶりだ。会議開催そのものが重要な成果だ。今回の会議は、3カ国協力枠組みの常態化に重要なきっかけを提供した」と述べた。


 アナリストは、「今回の会議の開催は、3カ国の協力が徐々に二国間関係の影響を脱し、日増しに成熟していることを示した」と指摘した。


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