中国生まれ、日本育ち、現在、日中健康産業協会の会長として活躍する市野美由紀さんが、中央広播電視総台(チャイナ・メディア・グループ/CMG)のインタビューを受けました。
インタビューの中で市野さんは、「新型コロナウイルス感染症の発生以来、健康問題について考える人が増えている。健康産業は、日中両国が大いに発展しうる大きな可能性を秘めた協力分野となりつつある。現在、両国共に高齢化という課題に直面する中、健康関連の製品やサービスへの需要が日増しに高まっており、両国は健康産業の細分化された分野において互いの強みを補完し合うことができるだろう」と語りました。
市野会長はまた、「多くの日本企業は中国の健康市場の潜在的なエネルギーに注目しており、日中健康産業協会を通じて医療・健康産業に関連したサービスを開拓している。中国の高齢者福祉・介護市場はまだ発展の余地があり、日本企業はより多くの中国の顧客に商品を知ってもらうための多くのプラットフォームを必要としており、『中国国際輸入博覧会』のようなプラットフォームは実際とても重要な役割を果たしている」と答えました。
「中国国際放送局日本語版」2021年12月12日