日本の防衛予算が8年連続で最高更新 F-35B戦闘機を4機購入へ

中国網日本語版  |  2021-12-27

日本の防衛予算が8年連続で最高更新 F-35B戦闘機を4機購入へ。日本の専門家が「いずも」軽型空母に12~16機のF-35B戦闘機を配備すれば、中国の24機のJ-15を搭載する空母より有利になると発言したことについて、専門家は以下のように話した…

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発信時間:2021-12-27 10:53:40 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 日本の時事通信社の25日の報道によると、政府は2022年度予算案を閣議決定した。防衛予算は5兆4000億円になり、「中国対応」に備える。また、東京新聞によると、うち4兆4500億ドルを4機のF-35B戦闘機の購入に充てる。日本はこの規模の艦載ステルス戦闘機を正式に調達することになる。

 

 東京新聞によると、日本の防衛予算は8年連続で最高を更新している。岸田政権は軍備建設路線を加速するとみられる。2020年度予算は、4機のF-35B戦闘機の購入以外に、5300万ドルで「いずも」型護衛艦(JS Izumo)を空母に改修し、F-35B運行に備えることも認可。また、6億7100万ドルで8機のF-35Aを購入し、3億4300万ドルを12式地対艦誘導弾の能力向上に充てる。


 そのほか、次世代F-X戦闘機計画については、約7億5000万ドルを充て、F-15SJI戦闘機プロジェクトに引き続き4億5400万ドルを投入する。


 以前の報道によると、防衛省は10月5日、米国海兵隊の2機のF-35Bが「いずも」で離着艦訓練を実施し、飛行甲板の改装を検証したと発表した。


 また、米ウェブサイトは「戦区」コラムの中で、「いずも」はF-35Bの離着艦に合うように、より大幅な「空母化改造」を行うことを計画していると伝えた。同時に、飛行甲板の下部も改造し、F-35Bを収容しやすくし、メンテナンス需要にも応じ、より多くの弾薬と航空燃料の保管場所を提供するという。「いずも」の第2段階改装は2026年に完了する計画。


 防衛省の発表によると、中国の遼寧艦空母編隊は最近、太平洋水域で訓練を実施し、日本側は「いずも」を出動させ全過程を監視した。しかし、同艦は日本のF-35B戦闘機をまだ搭載していない。


 中国の軍事専門家は『環球時報』の取材に対し、日本側が「いずも」空母を派遣し追跡することは珍しいと話した。「いずも」は改装後も軽型空母だが、満載排水量は2万6000トンに達し、これほど大型の水上艦で解放軍の空母編隊を追跡することは技術・戦術の面から言って最善の選択ではなく、解放軍の艦艇の多さに迫力で負けたくないための可能性がある。


 日本の専門家が「いずも」軽型空母に12~16機のF-35B戦闘機を配備すれば、中国の24機のJ-15を搭載する空母より有利になると発言したことについて、専門家は以下のように話した。日本は現実を見極める必要がある。「いずも」は自身の固定翼戦闘機をまだ装備していないが、中国の空母の戦闘力は現実に存在する。また、中国の空母の次世代ステルス艦載機も研究開発中である。肝心なのは、中国の空母は排水量が多く、配備する機種が揃っており、将来完全に単独作戦できるということ。一方、日本の軽型空母は哨戒機や給油機などの機種を配備することが難しく、おそらく米国に伴ってしか作戦できない。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年12月27日

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