中日両国 >
バイデン米大統領は21日、韓国・竜山区の大統領府に初めて正式に迎えられた外賓となる。韓国大統領執務室は18日、バイデン氏のアジア歴訪の韓国滞在中の大半の日程を発表した。韓国の尹錫悦大統領の「外交デビュー」が注目を集めている。韓国米同盟を、安保、経済、ハイテク、サプライチェーンを含む「包括的同盟関係」にすることも、尹政権の目標になっている。また韓国のインド太平洋経済枠組み（IPEF）への加入をめぐる論争も激しさを増している。韓国政府は18日、創設国としてIPEFに参加することを決定した。
同時に日本もバイデン氏の今回の歴訪を非常に重視している。日本政府が軍事、外交、経済発展などをめぐり米国との合意を目指している内容が、多かれ少なかれ中国と関係していることに注意が必要だ。
日本の岸田文雄首相は23日に日米首脳会談を予定している。バイデン氏は大統領就任後で初の訪日となり、岸田氏も昨年10月に首相に当選してから初めてバイデン氏と正式に会談することになる。18日付「日本経済新聞」によると、日米政府は23日に東京で開かれる首脳会談後の共同声明の文言をめぐり調整を開始した。声明は、中国のインド太平洋における活動を「けん制・対応」する一連の協力措置を掲げる。
「中国網日本語版（チャイナネット）」2022年5月19日
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