黒竜江省斉斉哈爾(チチハル)市で26日、住宅地での配管工事中に路面舗装の下から100個以上の廃棄砲弾が見つかった。雷管や火薬はほぼ残っておらず、警察当局によってすみやかに処理された。負傷者はいない。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。
廃棄砲弾が見つかったのは同市大福源附近の東方商厦裏手にある住宅街で、路面の舗装の下1メートルに満たない場所に散乱していた。自来水集団広源給水公司の配管工が工事中に発見、すぐに警察へ通報した。
現場に到着した警察が掘り起こし作業を指揮し、最終的に100個を超える砲弾を発見、危険回避のため危険物処理部門に引き渡した。これらの多くは旧日本軍が戦時中に遺棄した迫撃弾で、雷管や火薬はほとんど抜き取られていた。
「人民網日本語版」2007年10月29日