20日に開催された第11期全国人民代表大会常務委員会第18回会議において、刑法修正案第8稿)草案の2回目の審議が始まり、草案初稿から数々の重要な修正が行われた。
第2稿草案では、「危険運転行為」条項に関する再修正が行われ、飲酒運転やスピード違反運転など危険運転行為に対する厳罰化が提案された。
関連部門の調査によると、全国の2009年飲酒運転取り締まり件数は31万3千件に達し、うち酒酔い運転は4万2千件。飲酒運転による交通死亡事故は前年比やや減少したが、酒酔い運転と市街地でのスピード違反運転は依然、人々が目の敵にする2大「路上キラー」だ。
酒酔い運転やスピード違反運転について、刑法修正案第8稿草案は、「危険運転行為」に関する条項を追加、「道路上での酒酔い運転およびスピード出し過ぎ運転は、極めて悪質な行為であり、拘留・罰金処分を課す」と定めている。
「人民網日本語版」2010年12月21日