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新中国成立60周年祝賀式典-山車パレード
発信時間: 2009-10-01 | チャイナネット

900名の舞踊家からなる「美しい中国」というテーマのマスゲーム

それぞれ民族衣装をまとい、歌い踊りながら行進した。同時に、バックの広場に「各民族の大団結万歳」という太い文字が現れた。

中国は多民族国家で、56ある各民族は血がつながっている。この60年の輝かし道のりで、各民族は苦楽を共にし、睦まじく付き合い、中華民族の連帯して奮闘していく歴史を作りだした。

新中国成立前の歴代の政府には、それぞれ民族問題を解決するための政策と制度がありた。しかし、その政権が、漢民族、または少数民族が打ち立てたものであろうと、その政策などが実施されても、いずれも民族間の不平等という問題が出てきたのである。1949年に新中国ができた後、中央政府は、平等、団結、それに互助の民族政策を実施し、各民族間に新しい関係を作ったのである。つまり、漢民族は少数民族を必要とし、各少数民族も漢民族を必要とするというもので、互いに切っては切れない間柄にさせたのである。1955年に中央政府は民族地域の自治制度を実施し、少数民族の政治上の平等的地位と平等の権利を保障した。これは各少数民族による国の政治生活への参与という要求を満たした。また、中央政府は、少数民族の宗教信仰の自由を尊重し保護し、少数民族がその民族の文字や言語を使うことを奨励し、少数民族の伝統的文化を守り、またその民俗風習をも尊重した。このほか、財政、家族計画、入学などでも少数民族を優遇したのである。

これまでの歴史と実践は、中国の各民族の運命は国の運命と密接につながっており、国家の統一は各民族の最高の利益であり、互いに助け合い、団結して睦まじく付き合っていくことは、長い間、中華民族が奮起して努力する力の源であり、中国が次々と奇跡を作り出していく根本的な拠り所となっている。

この60年来、各民族は互いに促しあい、共に発展し、国作りにそれぞれ寄与して来た。中国の五大少数民族自治区を例にすると、内蒙古自治区の経済発展速度は7年連続全国一を保っている。寧夏回族自治区の国内生産総額(GDP)は1958年の自治区成立当初の3億2900万元から2008年には1070億元に増えている。チベット自治区は連続8年12%以上の経済成長率を維持している。また、新疆ウイグル自治区のGNPは1955年の12億元から2008年には4203億元に増えた。そして広西チワン自治区でもそのGDPは1958年の146億元から2007年には5900億元以上に増えた。

この60年、特に改革開放以来、中国の少数民族と民族地区に天を覆すような変化が起きたことは、安定と発展は各民族の共同の願いであることを表明している。当面、中国は改革開放では重要な時期にあり、56の民族は平等、団結と互助を踏まえ、富強で、民主的な文明の中国を築き上げるため共に力を尽くしているのである。

「チャイナネット」2009年10月1日

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