「調和の取れたチベット」というテーマのチベット自治区の山車

　これはチベット自治区の建設の新しい成果が示され、チベット自治区各民族の国慶節への祝意が込められている。1951年にチベットは平和開放され、チベット族は全国各民族と平等の地位に置かれた。その後1959年の民主改革により、それまでの封建農奴社会が廃除され、100万の農奴たちは自由な身になれたのである。そして1965年にチベット自治区が誕生し、チベットの人々は地元の事柄を管理する権利を得た。ここ数年、チベット自治区の経済と社会は大きな発展を遂げ、人々の暮らしは絶えずよくなってきた。チベット自治区の生産総額は7年連続して12％の伸び率を保ち、チベット自治区では全国で率先して九年制の義務教育制度が実施され、また都市部と農村部における住民医療保険制度もできた。こうして農民と牧畜民は無料で病気を治療できるようになったのである。歴史と実践が示しているように、チベット自治区の人々の暮らしを守るには、国家の統一、民族の団結、それに社会の安定を維持しなければならないのである。

「チャイナネット」2009年10月1日