米潜水艦東アジア入りは「一石三鳥」

米潜水艦東アジア入りは「一石三鳥」。 9月3日、米国海軍最新鋭バージニア級原子力攻撃型潜水艦「ハワイ」の日本横須賀基地初入港は、大きな反響を呼んだ。「ハワイ」号とは一体どのような潜水艦なのか?「ハワイ」号東アジア入りの目的とは?軍事専門家の陳虎氏が、以下詳しい分析を行った…

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発信時間: 2010-09-12 10:41:45 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

9月3日、米国海軍最新鋭バージニア級原子力攻撃型潜水艦「ハワイ」の日本横須賀基地初入港は、大きな反響を呼んだ。「ハワイ」号とは一体どのような潜水艦なのか?「ハワイ」号東アジア入りの目的とは?軍事専門家の陳虎氏が、以下詳しい分析を行った。

写真集:米海軍の最先鋭攻撃型原潜が初のアジア入り

「戦闘」:戦争準備を完成させる

潜水艦はそれ自体が戦闘武器であるため、最新鋭の攻撃型潜水艦である「ハワイ」号の東アジア入りは、何らかの戦争準備を連想させる。だが、現在東アジア地区に緊迫した戦争は起こっていない。この戦争準備という解釈は成り立つのだろうか。

「ハワイ」号はバージニア級で、米国最新鋭の潜水艦である。一般の原子力攻撃型潜水艦の備えている機能はもちろん、その特徴は近海岸攻撃戦闘機能及び特殊戦闘機能を強化している点である。

「ハワイ」号の設計サイズは比較的小さく、静音性に優れている。ソナー、電子設備も近海岸戦闘に十分配慮して装備されている。武器の装備においても、伝統的な魚雷、対艦ミサイルのみならず相当数の陸上攻撃ミサイル「トマホーク」を搭載し、縦深目標への攻撃能力を備えている。

これらの特徴から、この潜水艦は戦争時における通常の戦闘任務実行だけでなく、戦争時以外にも近距離偵察や特殊部隊の秘密派遣による混乱・破壊活動等の特殊な戦闘任務の実行が可能であることが分かる。

よって、「ハワイ」号東アジア入りが戦争準備である可能性は完全には否定できない。

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