外国メディアが集中報道した2010年中国国防10大トピック

外国メディアが集中報道した2010年中国国防10大トピック。 今年3月、李肇星報道官は10年の国防予算は5321億1500万元と、今年の国防予算は半数近く減少したことになる。世界の世論は、称賛する、いぶかる、疑問視するなど、異なる反応を示した…

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発信時間: 2010-12-28 17:07:56 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

2.中国のミサイル防衛実験

中国は「いかなる国をも対象としていない」との声明を出したが、一部の外国メディアはやはり連想をめぐらした。

1月11日、中国は領土内で大陸弾道中距離ミサイル防衛試験を行った。外交部の姜瑜報道官は12日、今回の迎撃実験について「防衛的なものであり、いかなる国をも対象としていない」との声明を発表した。さらに、今回の実験で宇宙軌道に欠片が生じたり、軌道上の航空機器が安全面で脅かされたりすることはないと強調。だが、外国メディアは異なる解釈を示した。

◆AFP通信は「この種の迎撃技術は米国の巡航ミサイルには何の役にも立たないが、ロシアやインドが配備する弾道ミサイルには効果がある」と伝えた。

◆ニューズウィークは「今回の実験は中国の増強しつつある軍事力を示しているだけでなく、そこには米国の台湾への武器売却に対する怒りも表れている」と論評。

◆産経新聞は「中国のこの行動は弾道ミサイルを開発する周辺国に対して警告を発し、また米国の台湾への武器売却をけん制するためのものでもある」と報じた。

◆ロシアのモーニングスターニュースは「中国は今後10年内に自身のミサイル防衛システムを構築し、米ロに次ぐミサイル防衛能力を備えた強国になる」と予測した。

●タイトル

※「中国、米国の台湾武器売却後にミサイル防衛実験実施」―ロイター通信、クリスチャン・サイエンス・モニター、バンクーバー・サン

※「中国、ミサイル防衛システム実験に成功」―USAトゥデイ

※「中国、中距離迎撃ミサイル技術の実験」―ザ・デイリー・テレグラフ、BBC

※「中国政府、ミサイル防衛システム実験に成功した発表」―フォックス・ニュース

※「中国、ミサイル防衛実験に成功」―シアトル・タイムズ、UPI通信

※「中国、ミサイル防衛実験前に米国防総省に通知せず」―AFP通信(なぜ国防総省に通知する必要があるのか)

※「中国、ミサイル防衛実験成功を宣伝」―デンバー・ポスト

※「中国、ミサイル防衛実験実施 防空能力を示す」―ガルフ・タイムズ

※「中国政府、ミサイル防衛システム実験の透明性で称賛される」―AP通信

※「中国、ミサイル防衛実験で台湾から離れるよう警告」―ニューズウィーク

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