評論:食塩を備えるより、原子力安全知識を備えよ

評論:食塩を備えるより、原子力安全知識を備えよ。 突然の事故に対し、備えあれば確かに憂いなしだが、理性的な判断をする必要がある。実際の状況を考慮せずに、ヨウ素添加食塩を過剰に食べるような行動を取れば、放射性物質の危害を防げないどころか、健康にも害を与えることになってしまう…

タグ: 原発 被ばく ヨウ素 地震 津波

発信時間: 2011-03-18 13:59:07 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

また、放射性物質が海水を汚染し、食塩の生産量が減少するという不安も余計な心配だ。専門家によると、中国の食塩の多くは岩塩で、資源も豊富にあり、供給の問題はない。また、地下3mから採取するため、汚染される心配はない。海塩であっても、日本から遠く離れており、汚染が起こる可能性は極めて低い。

冷静に全体を見ると、国民が緊急に何か対処しなければいけないという深刻な事態にはなっていない。環境保護部、核安全局は毎日、国内の空気中の放射性物質の濃度を自動で測定し、原子力発電所周辺の濃度も記録し、公表している。昨日の測定値を見ると、日本の原発事故は中国の環境には影響を及ぼしていない。また、気象データーによると、今後10日間、福島県の放射能物質は主に東或いは北東に向かって拡散すると見られる。つまり、今後しばらく、中国には飛んで来ないという事である。

原発事故の危害は恐ろしいが、影響を及ぼす範囲は限られている。以前発生した原発事故と日本の事故を比較した専門家によると、日本の原発事故はレベル4程度である。一部ではレベル4以上だと言う声も上がっているが、チェルノブイリに比べればはるかに小さいほうだ。チェルノブイリはレベル7だった。 影響を及ぼす範囲も直径200~300kmほどで、中国の東シナ海と日本は1000km以上も離れている。

突然の事故に対し、備えあれば確かに憂いなしだが、理性的な判断をする必要がある。実際の状況を考慮せずに、ヨウ素添加食塩を過剰に食べるような行動を取れば、放射性物質の危害を防げないどころか、健康にも害を与えることになってしまう。食塩を必死に買うよりは、落ち着いて原子力の安全に関する知識をしっかり把握するほうが賢い。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年3月18日

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