中国、「空母時代」に突入 大国の責任に関係

中国、「空母時代」に突入 大国の責任に関係。 2009年、中国の海軍戦略は「近海防御」から「遠海防御」に発展した。中国が空母を保有したことはちょうど、中国の世界進出の決意と意志をあらわしている。中国に世界に融合するよう呼びかけてきた西側諸国は中国の遠洋戦略を喜ぶべきであるのに、なぜ憂慮しているのか…

タグ: 中国 空母時代 突入 大国 責任 関係

発信時間: 2011-04-13 16:43:01 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

世界への威力誇示ではない

中国が独自の空母を保有したとしても、大国になったことを象徴するにすぎない。いまや、世界的な大国だけでなく、タイ、アルゼンチンのような小国まで空母を保有している。

政治、経済、貿易の世界大国である中国に空母がないことのほうがおかしい。このほど発表された「2010年中国の国防」白書では、文中に「空母」という言葉は見られないが、「海軍は新型潜水艦、水上艦艇、対海攻撃機を基幹とする海上作戦装備体系を形成する」と明確に提示された。

論理的には「空母」は当然、「新型水上艦艇」の範疇に属するが、中国の最初の空母は独自で開発したものではないため、象徴的な意義しかなく、世界への威力誇示ではなく、平和宣言的な意味のほうが濃い。

今、世界各国がしのぎを削る大舞台が海洋だ。世界の主要大国である中国が空母を保有することは負うべき責任と関係し、それは世界が期待することでもある。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年4月13日

     1   2  


日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。