新疆派出所襲撃事件 目撃者「残酷過ぎる」

新疆派出所襲撃事件 目撃者「残酷過ぎる」。 事件発生当時、マイマイティさん(19)のほか、4人が派出所で居住証の手続きをしていた。数人の刃物を手にした暴徒を見ると、すぐにドアの鍵を閉め、机などの家具でドアを押さえた。「もし部屋の中に隠れていなかったら、僕も被害者の一人だったでしょう」…

タグ: 新疆 和田 派出所 襲撃 真相

発信時間: 2011-07-21 14:45:30 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

◇目撃者:残酷過ぎる

 

事件発生当時、マイマイティさん(19)のほか、4人が派出所で居住証の手続きをしていた。数人の刃物を手にした暴徒を見ると、マイマイティさんはすぐにドアの鍵を閉め、机などの家具でドアを押さえたという、暴徒らは結局、ドアを開けることができなかった。

「もし部屋の中に隠れていなかったら、僕も被害者の一人だったでしょう。こうした罪のない人たちをみだりに殺害する行為は許せません」と怒りを露にし、「事件当時、あまりにビックリして頭が真っ白になった。助けられた時、床一面の血を見た。外は警察と武装警察に囲まれていた」という。

和田警察当局は20日夜、記者をつれて襲撃のあった派出所を訪れた。大部分の部屋は焼かれ、階段や壁には銃撃の痕がはっきり残っていた。2階の部屋のドアは暴徒によって斧でズタズタにされていた。すでに簡単にペンキが塗られていたが、ここで災難が起きたことをまだ感じることができた。

現場検証を行った市公安局の警察によると、2階の殺害現場は非常に残忍だったという。壁一面に血の痕があり、被害者の女性2人のうち、1人はドアの脇、もう一人は窓際に倒れていた。身体の十数カ所に斧で切りつけられた痕があったという。

搬送された病院の医師によると、2階で殺害された女性2人は数十カ所に切り傷があり、全身血まみれだったという。

事件発生当時、緊急治療にあたった医師によると、暴徒は税務所の幹部2人をナイフで刺し、うち1人が腹部を4カ所刺されて重傷を負い、手術で4000ミリリットル以上の輸血をしたが、幸い手当てが迅速だったため命に別状はないという。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年7月21日

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