マレン米軍議長:中国軍と海賊対策合同演習を

マレン米軍議長:中国軍と海賊対策合同演習を。

タグ: マレン 米軍議長 海賊対策合同演習

発信時間: 2011-07-26 16:40:08 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

7月11日午前、中国人民解放軍総参謀長である陳炳徳上将は北京でマレン米統合参謀本部議長の中国訪問に対する歓迎式に参加。また、マレン議長とともに、中国人民解放軍三軍儀仗隊を閲兵した。

マレン米統合参謀本部議長は25日、中国軍と米軍には意見の相違はあるものの、彼の7月の訪中と中国人民解放軍総参謀長の陳炳德氏の5月の訪米で、双方の関係強化はよいスタートが切れた。また、共同で海賊対策、反テロなど困難な問題の解決に向かう地盤固めができたと語った。

マレン議長はこの日、ワシントン外国記者センターで記者会見を行い、この度の中韓日三国訪問に関する報告発表を行った。陳炳德氏の5月15日から22日までの訪米に続き、マレン議長は今月9日から13日の期間で中国を訪問していた。これはこの4年間で初の米統合参謀本部議長の中国訪問である。

マレン議長は、「私たちはよいスタートを切れた。陳炳德将軍の訪米と私の訪中で、一連の効果的で率直な議論ができ、また、見学も成果を見た。また合同演習や人員交流に関して、いくつかの具体的な協議に至った。…両軍の対話および海賊、テロリズム、災害救済など解決の難しい問題に対する協力して対応するに当たり、その基礎固めができた。」と語った。

マレン議長訪中期間中の公式情報によると、今年、中米海上軍事安全協議制度の年次会合は中国とハワイ(米軍太平洋司令部所在地)で開催、両軍は今年の第4四半期にアデン湾で海賊対策合同演習を行い、2012年は人道主義援助と災害救助に関する交流活動と合同軍事演習を行うことになっている。

中米両軍の関係強化が進んだことに感激していると述べると同時に、マレン議長は記者会見で以下のことを認めた。中米両軍はどんな課題に対しても全て共同認識に達することはあり得ず、意見の相違は必ず存在する。さらに、現在は「非常に現実且つ重要な問題」が両軍の緊密な協力を妨げている。両軍関係の強化にはまだ長い道のりがある。

だが、彼は意見の相違は「いかなる関係性においてもよい構成要素」であると強調し、「共通認識に辿りつけない分野を乗り越え、達成できる分野を見つけることは難しいことだ。陳炳德将軍と私はそれを実現するために努力している。」と語った。

 

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