日財務相のA級戦犯論は「白馬は馬に非ず」

日財務相のA級戦犯論は「白馬は馬に非ず」。 これまで中国に対して強硬な態度だった野田氏の今回の靖国神社における立場はやや穏やかだった。これは彼が自覚したからではなく、首相の座を狙っているからで、今のところ彼は最有力候補だと目されている。しかしよく考えてみると、野田氏はやはり靖国神社のために不平を訴えている…

タグ: 野田佳彦 次期 首相 戦犯 靖国

発信時間: 2011-08-19 11:30:12 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

資料写真:軍服を着用して靖国神社を参拝する日本の庶民

資料写真:軍服を着用して靖国神社を参拝する日本の庶民

その上、日本侵略の最大の被害者である中国はサンフランシスコ講和条約に調印していないし、それを承認していない。野田氏の「A級戦犯は戦犯ではない」という発言は「白馬は馬に非ず」と言うのと同じくらいばかげている。

サンフランシスコ講和条約は米国が残した冷戦の産物であり、釣魚島(日本名・尖閣諸島)問題にも伏線を敷いた。1948年以降、米国は国民党が大陸を失いかけているのを目にし、日本を極東の共産主義の防波堤にするため。日本に対して寛大に対応し、最大の「戦犯」である裕仁天皇への責任追究を放棄したばかりでなく、靖国神社を保留し、東京裁判も竜頭蛇尾に終わり、日本軍の中国における暴行は筆紙に尽くし難いが、中国侵略軍の総司令官、岡村寧次、731部隊の主犯、石井四郎ら戦犯は何ら処罰を受けなかった。米国はまた日本が全国的に「戦犯赦免運動」を展開するのを黙認。1953年、刑死した戦犯を「公務死」扱いにし、1956年3月にA級戦犯を釈放、1958年5月にBC級戦犯を全員釈放した。

米国が誤った行為を制止しないために、日本の右翼は侵略を否定し、戦後60年経った今でも、野田財務相のように「A級戦犯は戦犯ではない」などと気炎を吐く者がいる。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年8月19日

     1   2  


日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。