日本の新政権は何ができるのか

日本の新政権は何ができるのか。 日本の新しい首相、野田佳彦氏は2日、組閣を終え、新政権が正式にスタートしたことを宣言した。日本の新しい政権が挙党一致体制を整えて難局を乗り越えていけるのかどうか、国会において野党の協力を得られるかどうかは、野田政権が順調に政権を運営できるかどうかにかかわっており、政権の寿命ないし民主党の政権維持にもかかわっている…

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発信時間: 2011-09-03 14:27:45 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「反小沢派」VS「親小沢派」

野田新内閣の平均年齢は58・3歳で、3期にわたる民主党政権のなかで最も若い。女性2人を含む10人が初入閣した。全体的にみると、野田新政権はバランスと実務を大切にした政権で、「反小沢派」も「親小沢派」も含まれている。野田氏は新内閣の組閣にあたって、党内派閥のバランスをとることを目指し、真の意味での挙党一致体制を実現した。

内閣官房長官の藤村修氏は野田氏の腹心で、「反小沢派」に属している。藤村氏が入閣するのは今回が初めてのことで、外務省と厚生動労省の副大臣を務めていた。温厚な人物で、経験も調整能力もあり、野田氏の有能な助手と言える。一川保夫防衛相、山岡賢次国家公安委員長は「親小沢派」である。

元民主党幹事長の小沢一郎氏は「新政権の構成は各方面を配慮したもので、非常に素晴らしい」と語った。しかし野党は冷たい反応をみせている。自民党の大島理森副総裁は「民主党の党内派閥のバランスをとった内向的な政権だ」と述べた。社民党の福島瑞穂党首は「野田氏は党内の和解を実現したが、新政権のメンバーの考え方はばらばらで、民主党がどの方向に向かおうとしているのかわからない」と語った。

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